甘いもの

突然ですが、最近、ビスコッティ作りに凝っています。

ビスコッティは、イタリアのお菓子。細長いスコーンのようなものです。
すごくハードなので、ワインやコーヒーに浸して食べたりします。
私はそのままガリガリいきますけどね。

このビスコッティ、作るのはかんた〜ん。
薄力粉などの粉類と砂糖と卵を、ワンボウルで適当に混ぜて、
生地を1つにまとめてオーブンに放り込むだけ。
高温で30分くらい焼いた後、生地を1センチくらいずつに切って、
今度は低温で表裏それぞれ10分ほど焼いて、できあがり。

思い立ったらすぐに作れるし（焼き上がりまで時間はかかるけど）、
それに何と言ってもいろいろアレンジが利く！

ナッツ、チョコ＆クルミ、チョコ＆バナナ、ゴマ、コーヒー、
ドライフルーツ、はちみつ＆りんご、にんじん、ゴーヤ・・・・・

定番のものからお菓子にしてはいけないものまで、
いろいろ混ぜてはアレンジを楽しんでます。
まあ失敗したものもあるけど・・・・。あ、ゴーヤは美味しかったです。

お菓子って、作る過程が楽しいのよね。
卵液にいろいろ加えながら泡だて器でカラカラ混ぜるのが好き。
卵白を一心不乱に混ぜて、気付いたらたっぷりのメレンゲになってるのが好き。
ふるった粉類を混ぜていく瞬間が好き。
だんだん生地がモタついてきて、いかにも生地！っぽくなるのが好き。
オーブンに入れた生地を、焼けてるかなぁってちょこちょこ覗くのが好き。

だから、いざお菓子が出来上がってしまうと、
達成感はあるけど、ちょっと寂しい・・・。

よく考えてみたら、アレじゃん？
好きな男子がいて、いつもは即メール返信するくせにわざと遅らせてみたり、
さんざん気のある素振りを見せておいて飲み会では他の男と仲良くしてみたり、
んで後で2人になったときに『実はあなたをずっと見てました』的な証言をしてみたり、

ストレートだけじゃなくいろいろな駆け引きを混ぜこみ、
タイミング（焼き時間）を見計らって、
いざその男子を手に入れてみると、
達成感はあるけど、ちょっと寂しい（ムナしい）みたいな・・・。

恋愛は甘いお菓子に似ている、みたいな？

私いまちょっとクサい事言ってみちゃった、みたいな？
なんだか何を言っているかわからなくなってきた、みたいな？

う〜ん、話はだいぶズレたけど、まあそんなこんなでした。
次はお茶葉を混ぜた、緑色のビスコッティを作ろうっと。

ビスコッティも男も、アレンジが効くってことかしら。